Z-MUSICコンパイラの設定

ZCoderの「Z-MUSICコンパイラの設定...」メニューから設定できる内容について解説します。

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• ワーニングの処理

  • ワーニングレベル
    
    MML中のワーニングを検出するレベルを選択します。
    「全てのワーニング」を選択すると、検出し得る全てのワーニングを出力し、逆に「出力しない」を選択すると、ワーニングを検出しません。
    
    
  • ワーニングをエラーとみなす
    
    ワーニングが検出された場合に、これをエラーとみなしてコンパイル処理を中断します。
    
    

• [do]-[loop]の展開

• 回数を指定する
  
  [do]-[loop]間を繰り返す回数を指定したい時には、この「回数を指定する」ボタンをクリックし、エディットボックスに回数を指定します。
  
  
• 無限ループ
  
  ゲームのBGMを作成する場合など、[do]-[loop]間を無限ループさせたい場合には、この「無限ループ」をクリックします。
  なお、無限ループイベントにはXELFさんが製作されたのXMIDIの、XMF拡張イベントを使います。
  
  
• 展開回数を最長トラックで判断する
  
  [do]-[loop] 内の総音長が各トラックで異なる時には、必ずこのチェックボックスをONにして下さい。総音長が一番長いトラックの演奏時間を、１回分のループの演奏時間として扱うようになります。
  
  例）
  (t1) [do] c [loop]
  (t2) [do] ee [loop] ←このトラックの総音長が１回分のループの長さとなる

• フェードアウト制御

• 速度を指定する
  
  [do]-[loop]間の指定回数分の演奏が終了すると、演奏はフェードアウトしながら終了します。
  フェードアウトの速度を指定したい時には、チェックボックスをONにします。
  なお、値が大きいほどゆっくりとフェードアウトし、０を指定するとフェードアウトは行いません。
  
  
• 遅延を指定する
  
  [do]-[loop]間の指定回数分の演奏が終了すると、その直後にフェードアウトが始まります。
  フェードアウトが始まるまでの時間を指定したい時には、チェックボックスをONにします。
  なお、値が大きいほど遅延時間が大きくなり、０を指定すると直ぐにフェードアウトが始まります。

• オートベンドなどの変更間隔(clock)

• 間隔を指定する
  
  オートベンドやポルタメント、波形メモリの値の送信間隔を指定します。
  演奏負荷を軽減するために使用します。
  

• 共通コマンド部のエクスクルーシブ送信ウェイト

• ウェイトを指定する
  
  共通コマンド部の、エクスクルーシブメッセージの送信ウェイトを指定します。
  単位はtick (演奏制御の最小単位)で指定します。実際のウェイト時間はテンポにも左右されますが、エクスクルーシブメッセージを使う時には、6程度を指定しておくと無難のようです。

• ドライバが送る初期化命令も埋め込む

  デフォルトの状態ではチェックボックスがONになっており、演奏データの前には各トラックの初期化用データを自動的に送信するようになっています。

• @Rに応じてキーオフ処理を省略する

  デフォルトの状態ではチェックボックスがOFFになっており、MMLコマンド中の@R (ノートオフ処理の有無を指定）が無視されるようになっています。@Rコマンドを使いたい場合には、このチェックボックスをONにします。

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