いろいろあるインターネットサーバ機能
WWW(World Wide Web)
現在あるインターネットサービスのうち、最も多く使われているのがWWWサーバです。
このWWWは、一言でいうと「ネットワーク上で機能するハイパーテキストシステム」です。わかりやすくいえば、ホームページと呼ばれているグラフィカルで操作が簡単な形で、情報を提供できるものです。
これも、インターネットサービスで大変多く使われているもので、電子メール(E-Mail)と呼ばれているものです。
電子メールは、その名の通りコンピュータネットワーク上の郵便(Mail)です。
通常の郵便の場合は、相手に手紙をだすとき、相手先の住所や名前それから自分の住所と氏名、そして伝えたい内容を書いて郵便ポストなどにいれてポストマンに配達してもらいます。
電子メールも基本的には同じ原理なのです。E-mailを出したい相手のアドレス(住所)、伝えたい内容を書き送ります。ただしE-mailの場合は、"ポストマンをインターネットがつとめる"という点が大きく異なります。
電子メールシステムは、メールツールを使用して作成したメッセージを、受信者であるユーザーに配送することを目的に構成されたネットワークシステムです。FTP(File Transfer Protocol)
FTPは、ファイル転送サービスというもので、インターネットに接続されているコンピュータと直接データのやりとりができます。
"書類を明日の朝までに郵送します"とか、"このディスクには大切なデータが入っているから丁重に"なんていう心配とはもうおさらばなのです。DNS(Domain Naming System)
DNSは、インターネットに接続されているコンピュータの番号(IPアドレス)で相手を判別しコミュニケーションをおこないます。
このIPアドレスとは、例えば192.168.1.16というように数字が並んだものなので、ちょっと覚えにくいものです。そこで、わかりやすいような形でコンピュータに名前(ドメイン名)を付け、その名前によってアクセスしたいコンピュータを指定できるようにするものです。
簡単に言えばそれぞれのコンピュータ番号(IPアドレス)←→名前(ドメイン名)へ、変換をおこなってくれるNTTの番号案内のようなものなのです。
Cnet Communications