たにぐう@大雪山上空高度2800mです(大謎)。
タイトルの通り、かなり謎な動きです。どこにいるねん。
ま、日記読んだら分かるのでそちらへどうぞ。


8/9 (月) 
中標津町開陽台→弟子屈町 晴 27km+車12km

4時起きしてご来光を拝む。気持ちいい朝だ。6時だというのに
もう出発していくライダーがいる。みんな早起きだ。メシ作ってると、
川崎ライダーがやってきて、「バックパッカーさんは持ってないでしょ」と
ホクレンの旗(ライダーがホクレンのGSで給油するともらえる旗)をくれる。
道中で拾ったのは持ってるけど、もらうのは初めてでうれしい。

せっかくなので、富山大ライダーと3人で、お互いの旗にサインをする。
先に出る川崎ライダーを見送り、出る準備。8時、知り合った人々に見送られて出発。

最初は日陰もあったが、徐々になくなる。暑い。あとで知ったが
この日中標津は観測史上最高の35度だったそうな。
アスファルトの上は42度くらいか。

12時、噂に聞いた養老牛のトイレ付きバス停で大休止。ここでしばらく
休んでもよかったが、13時無謀にも出発。日陰なし、風なし、虻集中攻撃で休めない。
8km先の小学校までぶっとばす。あせもが痛い。国道243号に出たとこで、
途中で話した工事現場の人達に拾われ、道の駅へ。めっちゃ助かった。

公園にテントを張って、隣の温泉へ。生き返る。車中泊のおじさんに声をかけられ、
いっしょに飲む。仕事で航空写真を撮っているそうな。話しているうち、
おいらを気に入ったらしく、明日ヒコーキに乗せてくれるという。
おおっ!!ほんまか!全く想像できない世界だぞ。飲んだくれて寝る。

8/10 (火)
前半 旭川往復 晴 ヒコーキ440km

おじさんの車で飛行場へ。6人乗りセスナだ。もちろん仕事でのフライトなので、
じゃまにならんよう、一番後ろに乗り込む。おお、なんか乗用車みたい。
こんなんが飛ぶのか?離陸。おお、すんげえスピードだ。
あっという間に滑走路がはるか下。野宿した公園だ。釧路川にカヌーが浮かんでる。
高度あがる。めっちゃ涼しい。下界の暑さがうそ。14度だそうな。
あ、屈斜路湖だ。真下は緑、緑、緑。あいた口がふさがらない。

こんな世界があったのかー!陸別の上を過ぎ、北海道の核心部。
広大な森の中、一本道がまっすぐ延びる。道が通ってる所なんて、
ほーんの一部でしかないんやなあ。右前方に大雪山。
おおー。写真撮ってる場合ではない。興奮してるうちに旭川上空。
ここからしばし仕事の時間。同じ所をぐーるぐーる回るので、だんだん飽きてきた。
それに旋回すると縦Gもかかって気持ちわるい。しばらく寝る。

起きると間もなく仕事は終わり。帰路につく。おじさんとパイロットさんの
ガイド付き。専用窓から写真撮らせてもらう。雲を縫うように飛ぶ。
もうラピュタどころのさわぎではない。うおー!!

パイロットさんの計らいで阿寒湖の上を飛んで帰ることに。右下にオンネトー。
水の色が角度によって変わる。雌阿寒岳が噴煙をあげてる。あ、牧場が広がってきた。
と、ヒコーキは高度を下げ飛行場に着陸。ムシ暑い。夢の時間は終わった。

セスナと記念撮影して、飛行場を後にする。
まだ仕事があるというおじさんに町外れまで送ってもらう。

いやー、すんげえ体験をしてしまった。北海道がいかにでかいかを
別の視点で見たって感じだ。仕事とは言え、あれを毎日体験してるなんて
すげえなあー。おじさんありがとう!

Webmaster (galiya)wrote:

おいおい、飛行機乗ったんかい!!
すっげえ〜。セスナをヒッチハイク(?)とは
なかなかできんだろうなぁ。いやはや。

なんだかすごすぎて、感想も書けません。
文才の無さを痛感する毎日です・・・。トホホ。