たにぐうです。三重の実家で下痢&風邪の療養。 実家でおとなしくしていたので、日記というより たわごと(^^;。 実家停滞 1/16(日)〜2/1(火) 下痢は続いているので、家でおとなしくしてる。 12月の冬休みでさんざん遊んだから、出歩く気も起こらん。 心は旅の空の下に置いてきたからね。 さっさと旅に復帰するのだー。 しかし家でじっとしてるのは暇である。まずやったのが、 ためこんでた雑誌の整理。96、97年ごろのアウトドア雑誌が 段ボール箱に山とある。意外にも整理は早かった。 何しろ読むべき記事がほとんどないから。 「山と渓谷」「BE-PAL」などだが、すでに自身の持ってる 情報の方が勝ってるし、雑誌の情報はインターネットに 大きく負けてるからねえ。それに徒ほほなシンプルライフの おかげで、いらん物は増えたな。大量に始末。 次は古本屋で本をあさってきて読む。 久々に「はまった」のが真保裕一の「ホワイトアウト」。 日本最大の貯水量を誇る奥遠和ダムが武装した テロリストに占拠される。雪に孤立するダムで、 1人テロリストに立ち向かう主人公のダム運転員。 しかも人質には、3ヵ月前雪山で自らのミスで 死なせてしまった同僚の婚約者がいる・・・、という筋書き。 こう書くとかっこいい響きだが、主人公は弱虫である。 同僚を雪山で死なせており、テロリストよりも その葛藤と闘っている。これがいい。舞台の奥遠和のモデルは 福島県奥只見ダム。これもポイント高い。 そして全編を通して降り続く雪雪雪・・・。 雪山好きとしては、たまらない。描写がまた細かくていい。 今、月刊マガジンで漫画化されてますが、 漫画はだいぶはしょってるし、主人公があんまり弱虫じゃないので いまいち。夏には映画化されるようです。ということは 今ごろ奥只見でロケやってんのか?主人公役はぜったい織田裕二だね。 弱虫な所がはまりそうなのは、この人しかおらん。 かっこいい俳優を主役にしたら許さんぞ。 ま、どこまで原作を反映してくるか楽しみだね。 で、1/21(金)ごろから下痢は回復。 1/22(土)、隣町にヨハン−シュトラウス管弦楽団の コンサートを聴きに行く。たにぐうはヨハン−シュトラウスが大のお気に入り。 キャラが違うと言われそうだが、幼少の頃より洗脳されてるのだ。 犯人は、アニメ「トムとジェリー」の一番初期バージョン。 このアニメ、トム(猫)とジェリー(ねずみ)の追っかっけこ ドタバタ喜劇。その作品に、トムがオーケストラの指揮者で 演奏しながらジェリーとドタバタやるのがあります。 この作品で使ってる曲がヨハン−シュトラウス_の 喜歌劇「こうもり」序曲。アニメの出来がすばらしく (アカデミー賞受賞してる)、以後はまりまくっております。 で、コンサートの方ですが、いやーー、 えーもん聴かしてもらいました。由緒正しき楽団なのだが、 客を楽しませる趣向もいっぱい。「ラデツキー行進曲」を 聴かんと年が明けた気がしないね。まんぞくまんぞく。 しかーし、1/24(月)復帰前日。のどが痛い。翌日、熱 出して沈没。風邪で熱出すのって数年ぶりだ。あーあ。 3日寝込む。この風邪は強力で、ここ18年病気してなかった おやじさままでK.O.しました。おかげで復帰は1週間延期。 で、ますます家でじっとしてる。収穫と言えば、 ZARDの「CRUSING&LIVE」が聴けたこと。このCD、ZARDの初LIVEのCD化。 ビデオじゃない所がいいね。坂井泉水がだいぶ 緊張しているみたいだが、出来はよい。いろいろ曲に 手を加えてるし。曲が風のように吹き抜けていく。 ビデオがおまけで付いてるが、坂井泉水はちらちらとしか 映らない。まあ、チラリズムの美学ということで許してやろう(^^;。 ビデオはどうでもええと思うぐらいCDの方が良かったしね。 さて、実家でごろごろしてると自分が何者か分からんよーに なってくる。これじゃあ旅人じゃなくてタダの穀潰しだ。 えーん、早く旅の空に帰りたいよう。 いったん家に帰ると、次出る時に旅する理由が 分からなくならないか?、と聞かれるが、僕はその逆だった。 今の自分にとって実家はいるべき場所じゃないってことは 今回はっきり感じました。家族がいる場所ではあるのだけれど、 実家の町に徒ほほな輩の居場所など無い。 この田舎町の人から見れば、徒ほほなんてはみだし者。 中学時代の同級生からの年賀状にもそんなことが書いてあった。 何よりここには自然のフィールドや仲間が無い。 だから、療養先が松本だったら再開するのに力が要っただろうね。 社会復帰して定住地が決まるまでは、 旅の空が自分の現住所なのだ。 そして2/2(水)、風邪をひきずりつつ 紀伊半島龍神村から旅を再開。以下次号。 発信直前。映画「ホワイトアウト」の 主演はどうやら織田裕二らしい。よしよし(^-^)。