たにぐう@こないだまでふりかけごはん、です。
久々の番外編は、とうとう出ました、「食う」編です。 徒ほほで一番重要なのは、食うことです。燃料入れなきゃ歩けません。 この5ヶ月でだいぶサバイバルな食生活に慣れてきたなあ。慣れっておそろしい。 まずは4月からの食生活の変遷を見てみましょう。 ・出発まで 僕は3食自炊する人。野菜と魚大好き。しかーし、旅に出るとなると、 調理器具も食料もそんなに積めない (最初フライパン持っていこうとしてた) しかも保存もきかない。まあ、なんとかなるやろ。 ・最初の1週間 炭水化物摂ってれば体は動く、というのが自転車乗りの悪い発想。 朝米、昼ラーメン、夜パスタ。パスタっちゅーても、 麺ゆでてパスタソースぶっかけるだけ。 これまでとの落差に苦しむ。 で、昼は作るのめんどうなので、パンやビスケットを食いながら歩くことにした。 自転車の補給食と同じ。 腹が減ってからでは遅いので、 休憩ごとにどんどん食うのだ。たまに米を炊いて行くこともある。 ・その後しばらく やはり煩悩を断ち切れず(^^;1日の予算を1500円までひきあげる。 こうすると、野菜も買えるし、おやつもぜいたく。 でも野菜はにんじん、じゃがいも、もやしあたりが定番。 コンソメスープか味噌汁にするのだ。 あとはレトルト食品や缶詰が主。 朝晩は米で、水や時間がない時にパスタを投入という作戦。 この辺は今でも変わらずだ。 ・北海道上陸後 だんだん財政が苦しくなってきたのでケチりに出る 。 人間逼迫してくると何とかなるもんだ。この辺からぜいたくは敵になる。 まあ、その分何かと人にごちそうしてもらっているので、 栄養状態はそんな悪くないとは思うけどなあ。 8月以降はふりかけごはんが標準。慣れてくると平気なもんだ。 煩悩が滅却できてきたのか?そういえば、スーパーに入っても、 予算の都合で買うものが決まってきたのもこの頃だ。 宗谷で救援物資をもらってからは、フリーズドライで生き延びる。 そして今、住み込みバイトで3食付のなんともぜいたくな食生活。 外食ってほとんどしてないなあ。 あとは思い付くままに。 ・歩きで買えない(食えない)もの 卵。持って歩けない。魚も保存がきかん。野菜も葉ものは難しい。 これらは連泊した時にしか食えないなあ 。卵なんて10個入りを 全部ゆでたまごにして1日5個 とか食っちまうし。 ・より安く スーパーの100円均一と半額シールは貧乏人の味方。 って、学生の時からやってるけど。缶詰、レトルト、パンなど たいていはこれで手に入る。ありがたい。 ・米 5kgは重すぎるので2kgを買う。しかし2kgってあんまり 置いてないんだよね。最初は1食1合にしてたが、 腹が減るので結局1.5合炊いている。さすがに宗谷以降は1食1合に戻したが。 ・場所 メシ食う場所。朝晩はテントの中か外。つまり地べたがほとんど。 キャンプ場なんかでテーブルとベンチが あったりするとかなりうれしい。 昼は行動しながらなんで、道端に座り込んでめしは食うし昼寝はするし・・・。 最初はちょっとは気にしていたけど、北海道以降はおかまいなし。 普通の生活に戻ったらやらんだろうが(たぶん)。 ・たまのぜいたく 通常食っているのが「エサ」なので、たまには「食事」と言えるものを食いたい。 で、たまにぜいたくするわけだ。せっかく旅に出てるんだから、 そこのうまいもん食いたい。 で、自費でぜいたくしたのって言うと、 喜多方ラーメン、深浦の鮨、札幌の回転寿司、釧路の和商市場、ぐらいか。 これらは、「今日はぜーたくするでえ!!」、と夏目さん2人(それが限界(^^;)ほど 握りしめて食いにいきました。 あとはキャンプ場やライダーハウスで、 みんなで共同出資していいもん作って食ったり、人にごちそうしてもらったり。 これが一番多い気がする。本線にも食い物の話、結構書いてるよなあ。 そんくらい、うれしいんでやんす。 みなさま、ごちそうさまでしたm(_ _)m これからも、ごちそうさまです(爆)