たにぐうです。
18きっぷ片手に一路富良野へ!
9/7(木)つづき (長野県長野市→山形県遊佐町)
18キップの旅は2日目である。川中島までニキに送ってもらい、
長野、直江津、長岡と乗り継いで行く。
今日の発見。
長岡で昼をまわり、高校生がぎょうさん電車に乗ってくる。
で、女子高校生たち。スカートがとにかく短い。
それだけなら問題は無い(爆)のだが、
スカートの下に短パンを履いとる。
だったらスカート短くすんなよ。
しかもスカートが短パンより短い奴が大勢。
それ、かっこわるくない??
しかもしかも、電車の座席で
大股開いてあぐらをかいておる・・・。
こら、品位もクソもないぜよ(爆)
この様子、新潟県を抜けるまでえんえんと続く(ため息)
そんなんでええんか、新潟の女子高校生・・・。
村上から鶴岡までの区間は、左手に日本海を見て気持ちいい。
夕やけたんのう。
酒田で本日最後の乗り換え、吹浦駅に着いたのは20時。
駅から徒歩5分で、徒ほほな宿泊地でもある西浜キャンプ場。
昨年と同じく松林のテントサイトに設営。
テントを張ると旅に出た気がする。
9/8(金) (山形県遊佐町→青森県三厩村)
6時半の始発に乗るため4時半起き。すそ野を広げる鳥海山が大きい。
駅の待合室では、強烈な悪臭を放つおっさんが熟睡中。
外にボロいカブがあるので、カブホームレスやな。
しかし、ニオイすぎ。
壁には、アメリカ大陸徒歩縦断の某氏の展示会in公民館、の張り紙あり。
聞いたことない名前につき、惹かれるものあるも、
18キップの期限の都合上断念。
通勤通学電車なれど、
新潟の女子高校生のような惨状はなく、なんか安心。
秋田を過ぎると車内はガラガラ。
電車を乗り継ぎ、青森に13時。
津軽線の発車まで1時間あるので、港へ。
お約束の「普通の」津軽海峡冬景色歌謡碑へ。
石川さゆりの歌声を何度も港に響かせながら(爆)
りんごをかじる。
鉄道で龍飛へ行くのは初めてだ。
蟹田でディーゼルカーに乗り換えると、
はるばる本州の末端まで来た気分がする。
15時、三厩駅。
接続すぐでバスがあるが、ここは歩くってもんだろう。
日本で一番好きな道、国道339号へ。
曇り空で、珍しく風は無い。
算用師、六条間、藤島、釜野沢・・・。
すでにおなじみの小漁村が続く。
本州の袋小路へ向かって・・・。
ふと、一瞬甘く香り高い匂いを感じとる。
嗅ぎ覚えのある懐かしい匂いだ。
食いもんみたいだが、そうじゃないはず。うーん。
集落に入ると時々匂う。うーん・・・。
!!ヒバ(青森に多い針葉樹)の匂いや!!昨年さんざん
嗅いだ匂いを鼻はちゃんと覚えている。
宇鉄の公園で一服し、鐇泊、梨の木間の連続洞門をくぐれば、
行く手には帯島(龍飛漁港前の小島)が現れる。
17時40分。あっけなく龍飛に到着。
自分の徒歩力がこの1年で向上したことを知る。
まずは道のどんづまりの太宰文学碑へ。と、様子が変わってる。
昨年までは、道の終わりに文学碑が、でん、と鎮座していたのだが、
そこが広い駐車場&公園になっており、碑はその一角に移転している。
以前は駐車場も無くて、文学碑の後ろは防波堤、そして海だった。
それこそ、「これより先に道は無い」で、良かったんだけどな。
公園の東屋を占領し、階段国道を登る。
途中の龍飛小学校跡には公民館が出来ている。
階段登れば恒例、「赤いボタンの動作確認作業」(爆)
♪ごらんあれがたっぴ岬北のはずれとぉ〜♪
暮れゆく岬に石川さゆりの歌声を5回ほど響かせ、ご満悦(笑)
これで龍飛詣では7年連続(爆)。
残ってる手段は自転車とバイクか・・・(謎)
東屋に戻り、ゆうゆうとばんめし。
が、そこは風の岬。風がうなりだした。
テントにもぐりこみ、吹きすさぶ東屋にて就寝。
9/9(土) (青森県三厩村→北海道黒松内町)
5時起き。朝の散歩は当然歌碑へ。
しかし、ボタン押しても音楽は流れず(哀)
夜間は鳴らないようにしているのかぁ??
7時、始発のバスで三厩へ。じいさんばあさんいっぱい。
三厩駅で旅ノートに記帳。、気動車に揺られ、
海峡線乗り換え駅の津軽二股へ。
併設の道の駅で海峡線の電車待ち。
暇つぶしにメールをチェックすると、
偶然にも国道MLのきくちれ氏が三厩に来ている(驚)。
早速連絡をとり、道の駅のベンチでしばし談笑。
10時半、きくちれ氏と別れ、海峡線の汽車に乗り込む。
青函トンネル長すぎ。北海道上陸とともに雨降りに。
函館からはディーゼルカーで北上。
森からは車窓に噴火湾を眺める。
この辺りの雰囲気、僕は東北と北海道が混ざってるように感じる。
北上するに従って、だんだん北海道らしくなっていくような・・・。
北海道を函館から始めるのはこの点がよい。
再び北の大地を歩く時は、函館から奥地を目指そう。
熱郛駅で下車し、すでに暗い中道の駅くろまつないへ。
雨なので軒下にテント張ってメシ。
軒下テントがこれまた徒ほほな気分を盛り上げる。
9/10(日) (北海道黒松内町→芦別市)
始発に乗り富良野を目指す。
風呂に入りたいので、余市で降りて温泉へ。
宇宙飛行士毛利さんにちなんで、温泉も
「宇宙の湯」と名乗っている。なんでもあやかるのね。
小樽から滝川まで、アクの強いバックパッカーの兄やんと一緒になる。
大阪で女のヒモをしながら、ちょくちょくと北海道に来ているそうな。
北海道にはこういう変わった旅人も多い。
16時半、1年ぶりの富良野に降り立つ。
そこを、日本一周中たびたび迎撃してくれた
後輩ちーぼーに捕獲、連行される(笑)
雨降りにつき、昨年利用の上芦別公園の東屋にてキャンプ。
ということで、明日から
昨年に続きまたも道東へ連れて行かれることに(笑)
つづく。
補足:龍飛の赤いボタンとは、津軽海峡冬景色歌謡碑のことです。
碑には赤いボタンが1つ付いていて、
押すと「津軽海峡・冬景色」が2番から流れます。