ZCoderのインストール方法 (Web版)


1. インストールを始める前に

ZCoderはどこから入手できるの?

ZCoderは、YokoMuMu's Contentsで配布されています。

MacOS 9で使うには?

MacOS 9.1〜9.2 を利用していて、ZCoderから外付けのMIDI音源モジュールを使うためには、予めOMSの設定を済ませておく必要があります。

Opcode OMSの設定方法」でOMSの入手方法や設定方法について解説していますので、これからOMSの設定をする場合にはご一読下さい。

このMacでZCoderを使うには?

インストール方法から基本的な操作方法については、このドキュメントの「2.ZCoderのインストール方法」に書かれており、ZCoderの基本的な使い方を理解することができます。

zmc3, z2m3の引数は?(Z-MUSIC上級者向けの内容です)

zmc3, z2m3を呼び出すときの引数(オプション)は、ZCoder上からUIを使って設定できます。
詳しい内容は、「Z-MUSICコンパイラの設定」に記載されていますので、必要であればご一読下さい。


2.ZCoderのインストール方法

1) ZCoderのインストール

ダウンロードした ZCoderxxx.sit ファイル (xxxの部分はバージョン番号です) をダブルクリックすると、圧縮されていたファイルが展開されます。
(※うまく展開できない場合は、トラブルシューティングを参照して下さい)

ファイルを展開すると、同じフォルダに「ZCoder」というフォルダが作られているはずです。これをダブルクリックして開くと、次の図のようなアイコンが現れます。

「ZCoder」というアイコンがプログラム本体です。
(MacOS9やFinderの設定によっては「ZCoder.app」と表示されます)

2) ZCoderの起動方法

「ZCoder」アイコンをダブルクリックすると、プログラムが起動します。
(※うまく起動できない場合は、トラブルシューティングを参照して下さい)

プログラムが無事に起動すると、テキスト編集ウィンドウが開きます。


▲MacOSXでの実行中の画面

3) 出力先のMIDIポートの設定

ZCoderを起動したら、まずはMIDIポートへ出力できるようにするために、MIDIポートの設定をします。

ZCoderの「オプション」メニューから「MIDIポートの設定...」を選択すると、次の図のようなウィンドウが開きます。

ここでは、ポート番号の1〜4に対して、それぞれ任意の出力先を指定します。
不要なポート番号に対しては「使用しない」を選択します。

4) ZMSファイルの読み込みとコンパイル

ZMSファイルを読み込むには、まず「ファイル」メニューから「読み込み」を選びます。すると、次の図のようなウィンドウが現れます。


ここでZMSファイルのあるフォルダに移動し、読み込みたいZMSファイルをマウスでクリックして選択状態にしてからOKボタンを押します。

次に「コマンド」メニューの「コンパイル実行」を選ぶか、+Mキーを押すと、コンパイルが実行されます。

5) 再生方法

前の手順でコンパイルが成功すると、下の図のようなウィンドウが表示されます。
このウィンドウでは、再生状態を詳しく確認することができます。

ここで再生ボタンを押すか、+Rキーを押すと再生が始まります。
再生を止めるには、停止ボタンを押すか、+Eキーを押します。

また、他にも簡易表示やミュート/ソロなどの機能もあります。

6) ZCoderの終了

「ファイル」メニューから「終了」を選びます。

まだ保存していない編集中のファイルがある場合には、保存するかどうか尋ねてきますので、必要に応じて「保存する」を選んで下さい。


3.トラブルシューティング

ZCoderがうまく動作しない場合の対処方法を説明します。

【現象1:ダウンロードしたZCoderのアーカイブファイルを展開できない】

原因:StuffIt Expanderがインストールされていません。
対処:MacOSX TigerではOSにStuffIt Expanderがバンドルされていませんので、StuffItのホームページからStuffIt Expander 9.0以降(無料)をダウンロードしてインストールしてください。

【現象2:次のアラートが表示される】

原因:CarbonLibがインストールされていないか、ZCoderが非対応のMacOSのバージョンです。
対処:MacOS9.1以降を使い、CarbonLib 1.2.5以上をインストールしてお使い下さい。


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