引き続きたにぐうです。更新サボっていたので続けて書いています。
では、山形県その1:爆歩編いきます。

 5/6(木)

喜多方市→山形県米沢市 晴 28km 
今日の山場は県境の大峠トンネル。全長3940m、つまり1時間以上闇と排気ガスの世界である。
しかし、トンネル内の山形県の標識で記念撮影したり、方向転換スペースの監視カメラに
向かって踊ったりと、楽しんでしまう。交通量もそんなに多くなくて助かった。 

 5/7(金)

米沢市→飯豊町 晴 22km
 米沢は中心部には行かず。道の駅から丘を越えて川西町へ。朝、連休にがりや氏より
配給してもらった傘が折れているのに気が付く(悲)。どうやらザックを降ろすときに
折ったようだ。実は新潟で人ん家に泊めてもらった時、喜びのあまり温泉に傘を
忘れてきたのである。せっかく持ってきてもろたのに・・。  しかーし、丘を登って行くと
なぜかガードレールに傘が2本もかかっている。おお、神の恵みだ。
大きい方を半永久借用(^^; 今日は飯豊や朝日の山なみがきれいだ。 

 5/8(土)

飯豊町→白鷹町 晴 22km
 天気がいいのでどんどん前進。長野で買った靴に穴が空いたので、長井市の靴流通センターにて
1950円のスニーカーを買う。こうなると靴の耐久テストだ。いろいろ試すことにしよう。
午後から肩の痛みが激しくなる。あーつらい。白鷹町に着いた時にはふらふら。 飯もろくに食わずに爆眠。 5/9(日) 白鷹町→大江町 晴 30km 最上川沿いに進む。景色が変わらず黙々と歩く。夕方、大江町で道端で会ったおばちゃんに、 「お茶飲んでいきな」と言われ、おばちゃん家に上がり込む。お茶をごちそうになり、 晩のおかずに茹でたこごみ(山菜、シダの仲間)を頂く。鈴木さんて家でした。 そこから15分ほどで道の駅おおえに到着。裏の温泉へ。今度は30ぐらいの兄さんに 話し掛けられる。僕が徒歩旅行だと言うと、兄さんも8年前フランスを自転車で 旅行したことがあるという。話がはずんで、明日洗濯機を使わせてもらうことになる。 5/10(月) 大江町→河北町 くもり 15km 朝食食ってると、長旅風情のライダーが現れる。話すとやはりで、東北をふらついた後、 夏はずーっと北海道だとか。またどっかで会おうと言って彼は去っていった。 10時、昨日の兄さん(石山さんという)の家におじゃまし、洗濯させてもらう。 さらに昼ごはんもいただく。ウドの煮物がうまかった。洗濯物が乾くまで、近くの公園を散歩。 旅の話やフランス外人部隊を受験した話など、おもろい話をたくさん聞いた。 15時、石山さん家を出発。河北で温泉に入る。おじさん達の会話が聞き取れない。 いよいよ東北も本番だ。 5/11(火) 河北町→尾花沢市 くもり/晴 27km+4km 30km以上のロングステージだがペースは上がらず。昼に東根温泉に入るといよいよスローダウン。 肩が痛い。バスで4kmワープし、何とか狙っていた徳良湖キャンプ場へたどりつく。 その道すがら、銀山温泉12kmの看板見て悪だくみ働く。 5/12(水) 尾花沢市:銀山温泉往復 晴 20km 悪だくみを実行。キャンプ場に荷物を置いて銀山温泉へ向かう。空荷で歩くのってこんなに 楽なんですね。振り返ると今まで見えなかった新たな山が。鳥海山だ。 もうそんなとこまで来たんやなあ。銀山温泉はいいです。川の両側に昔ながらの宿が並ぶ。 一昔前の温泉だ。共同浴場もよい。温泉に浸かりながら、新たな悪だくみを画策。 詳しくは次号にて。 5/13(木) 尾花沢市→舟形町 晴 22km ここのキャンプ場はなかなか居心地いい。11時に出発。町のスーパーで米など仕入れる。 調子よく歩いて舟形の温泉でキャンプ。この1週間で200km近く歩いている。 週200kmなら序盤にしてはいいペースだな。

Webmaster (galiya)wrote:

このおやじは・・・。いや、確か10日の夕方に「コミパルなおりましたぁ」 という電話をもらって、舞い上がりつつも「今どこなんだろう」と不安に なって、行方を探していたんですよね。そんな時に、たにぐうさん あなたはのーんびり温泉に浸かっていたり、「わるだくみ」ですとぉ? まあでも、やっとレポートが現在地に追いついたってとこですか。
コミパルがぶっ壊れていた間は、手紙でしたからね。おいらも 打ち込むのは結構つらかったです。いや、字がきれいなんで助かったんですが 何しろタイピングが遅いもんで。ちゃんと練習しなきゃ・・。 これまでのパターンを解析すると、大体一週間ぐらい歩いて二日ぐらい 湯治する、といったところで落ち着いています。 なんとなく、ですが行動パターンが読めるようになってきました。 番外編の中村さん、走行距離は375kmだそうです。ひえぇぇ。 捜索時間は7時間。途中で電話掛けた時の「みつかんないよぉ」 という悲鳴に近い声はまだ覚えていますが、やっぱそうなるわな。 次は龍飛崎だよね(←?)中村さん(笑)袋小路だから探しやすいよぉ。 一番上へ ひとつ戻ります