こんにちわ、たにぐう@むつ市です。 日記としてwebに出している出来事は、基本的に その日1日のうちで 大きかったものを出してます。 従って、それだけ読んでいると、 何や、毎日えーことばっかりやんけ、と思う人もいるでしょう。 しかーし、それは1日のうちから言えば、ほんの僅かなことです。 1日のうち8割以上は黙々と歩いているわけですから。 人と話すったって、日に3〜4人、1人5分も話さんぐらいだし。 でも、それがうれしいんだよねえ。 でわ、青森第2弾。 やはりというか、当然なのか、スペシャルになってしまいました。 岩木山、日本で3番目に好きな所なんで。 しかも、これで終わったわけではない。 青森おそるべし。 滞在日数で北海道に勝つかも。 6/1(火) 森田村→弘前市高長根 晴 18+4km まず温泉へ行き、じいさん達とくっちゃべる。 昼過ぎ、岩木山へ向かって歩きだす。 工事現場で交通整理しているおばちゃんにアメもらう。 青森入ってから、こっちが何も言わんでも、あちらから話しかけてくることが多い。 なんかうれしい。いいぞ、津軽。 途中、軽トラ2台にのせてもらい、高長根へ。 弘前市といっても岩木山の麓。明日は観光だー。 6/2(水) 弘前市徘徊 晴/くもり 30km キャンプ場に荷物を置いて、街へ繰り出す。 片道15kmも楽々。 りんご畑の中を盆地の底へ 降りていく。振り向けば山。この景色って・・・ 松本平と同じやんね。ちょとなつかしい。武家屋敷を見学。けっこう質素だった。 なぜか安い一戸建てをイメージしてしまう。 城で一服し、紀伊国屋で立ち読み。重いのにハードカバーの本なぞ買っちまう。 ひさしぶりの街だ。ねーちゃんいっぱいいるし。 スーパーで買ったカレイを塩焼きにしてばんめし。 んめー。 6/3(木) 弘前市高長根→岩木町岳 晴 14+4km さー、いよいよペンション襲撃。ここはたにぐう日本唯一の常宿、 ペンションワンダーランドがある。5年くらい前に春スキー行って、 たまたま 泊まって以来、時々行ってるのだ。 今回は歩いて いって驚かすもくろみ。岳高原へのきつい坂を登る。 セミが鳴いとる。夏や。 なんか乗鞍思い出すなあ。 ベンチで転がってると、「谷口君!」と呼ぶ声。 誰やねん、と起き上がると、 なーんとペンションのオーナー、高田さんでわないか! しもた、見つかってしもた。 軽トラでペンションに運ばれる。歩いてきたと 言ったら、 おかみさんは目をまるくしていた。 今日の泊まりは僕だけなので、 高田さん一家と山岳パトロールの人3人と、庭で焼肉。 にくにく くうくうのむのむ。 あー、極楽はここだ。平行して 津軽弁聞き取り実習も開催。 話にはついてけた。 たき火してるうちに眠くなり、部屋で爆睡。 6/4(金) 岩木山登山 くもり 2+4km 高田さんの入れ知恵で、山小屋で1泊してくる ことに。 天気悪そうなので、パトロールの人の車に 便乗して8合目へ。 1時間ちょっとで山頂、だが ガスの中。 まだ11:30、小屋で昼寝。 夕方起き出すと晴れている。 夕日をおがみ、 夜景も眺める。独立峰なんで、高度感ありすぎ。 空 飛んでるみたいだ。しかしこの後曇って星は見えず。 6/5(土) 岩木山下山 くもり 6km 3時半に1度起きるがガスで真っ白。ご来光は 拝めず。また寝る。 7時起きるとなーんと雲海。ここ の山頂だけが雲の上。 おおー。そのうち晴れてきて下界が見えてきた。 おおー、やっぱり空飛んでる みたい。しかし、めし食ってる間にまたも真っ白に。 昼、明るくはなるが相変わらず雲の中。雲が切れて も見えるのは雲。 雲が湧く、とはこういうことか。「天空の城ラピュタ」の世界だ。 宮崎駿の描写にへんな所で感激。 13:30、バカとなんとかは高いとこ大好きなんだが、そろそろ飽きたので下山。 2時間半でペンション。ばんめし後、高田さんが最近やってる自然学校や 環境教育の話を聞く。なーんか、おいらのやってる遊びや徒歩ほな旅にも 通じるところがあるなあ。 レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」を読んで寝る。 6/6(日) 岩木町→弘前市 くもり 車20km 今日はパトロールの隊長のお宅(温泉)で、山菜の 会があるという。 ちょうど進行方向なので、そちらにおじゃまさせてもらうことに。 ワンダーランド初日からお世話になっているパトロールの2人、 平島さん 沢田さんとわらび採りへ。車で温泉へ移動し、会の準備を手伝う。 食いもんはすごい。山菜から岩魚から、全部自分らで採ってきたもんばかり。 たくさんいただく。がんばっていろんな人と話すが、40人もいると旅人に 興味のない人もいるわけで、少々恐縮ぎみ。津軽弁いよいよ全開だし。 ほとんどの人が 帰ったところで、庭に設営。 6/7(月) 弘前市→黒石市 雨 18+4km 雨の移動。途中工事現場で、1日に会ったおばちゃんに再会。 お互いびっくらこく。 昼過ぎ、温湯温泉で一服。おばちゃんと話し込むと 「うちにも大学3年の娘がおるんやわー。あんたみたいなん、婿にもらいたいわー」。 ぜひ、もらっておくれ。今度から名刺でも用意しとこう。 6/8(火) 黒石市→平賀町 くもり 9+9km いきなりワープで温川温泉ゲット。緑と川のまぶしい 露天風呂だ。 今日は岩木山春スキーでお世話になった永田さんを突然訪ねる。 南八甲田で百姓してるというので、仕事あったら働いてこようというわけ。 しかし、いきなりで覚えてるかちと不安。 温川から善光寺平までは激坂登り。 家に着くとちょうど永田さん出てくる。「顔は覚えちゅーわ」、 よかった。しかし、仕事あるのは8月から10月20日ぐらいだという。 「なら、北海道から戻ってきたら ここで働いたらいい」。 やったー、バイト先確保!そのまま永田さんちに泊めてもらう。 6/9(水) 平賀町→黒石市→青森市 晴 ワープ20km+32km 5時半、黒石まで行く永田さんの車に便乗。郵便局で試験の願書書く。 12時半出発。久し振りに前進だ。 自転車競技部の後輩、マスダが明日来襲するという。 こっちも元気なんでばりばり歩いて青森市へ。 フェリー埠頭まで行く つもりだったが、20:30、国道7号と環状BPの交差点(I.Cになってる)の、 三角形の緑地が目にとまる。おお、ここ野宿できそう。 速攻 設営。車はうるさいが快適。どこで寝てんねん>自分 ちょっと補足。岩木山、春スキーが有名。独立峰だけに豪快に滑れる。 また、冬場は雪上車をリフト代わりにしているのだ。これ、おもろいです。 行ってみて 下さい。ただし、地吹雪には気をつけて。 さて、明日からいよいよスペシャルの開幕だー!!
Webmaster (galiya)wrote:
ども。先週龍飛崎に魂を置いてきたまんまで、更新作業に身の入らないがりやです。 やれやれ。やっぱいいよなぁ、龍飛崎は。という話は置いといて、と。 岩木山、楽しそうだなぁ。「いま岩木山のてっぺん」という メールが来た時はびっくりしましたが、そう言うわけなのね。 なんで登山やってるんだろう、とあせりましたが。 どうやら青森で嫁サン候補(?)を見つけたんですか? 相変わらずおばちゃんにもてるねぇ。マダムキラー(笑) 今ごろ脇ノ沢で猿と格闘している事でしょう。 そこで嫁サンを見つける、と。ヲィ。 さてさて、更新更新っと。 んでわ