たにぐうです。徒ほほな冬休みが終わり再起動。

冬休みの話を少しだけ。と言っても主に装備関係だが。

まず、テントのジッパーを修理。これが冬休みの本来の目的。
きっちり2週間で直ってきました。やれやれ、やっと入口が閉まる。

冬装備としては、テントの冬用外張を追加。
これで夜寒い思いをすることはないだろう。衣類は、
パンツと靴下、フリース1枚、自転車用のレッグウォーマーを
追加。衣類はそれほど冬用ではないが、重ね着で何とかなるやろ。
あと、予備のガスとして冬用のキャンピングガスカートリッジを1本。
カセットこんろ用ガスだと、氷点下では使えないので。
その他は食糧や洗剤などの消耗品。追加はそんな所。
ザックに入らんからあまり増やせないしね。

あ、もう1つ。携帯電話をTu-kaからJ-PHONEに替えて
ショートメール(スカイメール。E-Mailだが文字数に制限あり)を
使えるようにしました。コミパル不通時や業務連絡に使うため。
しかもJ-PHONEはメール受信がタダ。これがいい。
メールとデータ通信以外はほとんど使わんので、それを優先しました。
エリア優先ならdocomoなんだけど、音信不通区域は
あんまり苦にならんので。(WebMaster注:わしらは苦になるんですが・・・)

で、休み中は、思いっきり、思いっきり羽を伸ばして
おりました(^^;;;。さ、徒ほほに戻ろ。


12/24 (金) 

関町→大台町→大宮町 晴|曇り 強制連行+13km

休み中は遊び狂っていたため、パッキングは結局当日に。
バタバタバタバタ・・・。前述のお達しがあるため(^^;、
おやじさまに連れられ車で大台町へ。国道沿いにある、
常連の卵屋で降ろされる。おやじさまはそのまま尾鷲へ出勤。

店のおばちゃんとしばらく話して、味付け玉子と鶏肉をもらい、
たにぐうも出発。あー、2週間ぶりの徒ほほだ。調子はぼちぼち。
飛ばしてもしゃーないし、ゆっくり前進。
この道は車でよく走った道だけに、徒歩だとスローモーションだ。

ガソリンスタンドのバイトがサンタの格好をしている。
もうすぐクリスマスか、などと思う。今日がイブであることに
気が付くまでしばらくかかった。徒ほほな旅人には関係ないことだ。
もとより関心はないし。

目を付けていた道の駅の向かいの公園で野宿。
テントの冬用外張は効果てきめん。
入り口もきちんと閉まるので、中はぬくぬく。


12/25 (土)

 大宮町→紀伊長島町 晴|曇り 26km

今日も国道を南下。景色もさほど変わらず。紀勢町に入る。
道端の車から人が降りてきて、「たにぐうさんですか?」、と聞かれる。
へ?なぜおいらの名を?おやじさまの会社のおくむらさんでした。
おやじさまから話を聞いていて、通り掛かりに見かけたので、
U転して声をかけにきてくれたそうな。
記念撮影して缶コーヒーとお菓子をいただく。ごち&にこ。

大内山小学校前にある、手作りの交通安全の看板がおもしろい。
剣道部作成の、「メン一本きめたろか〜」と書いた看板が気に入った。

荷阪峠を越えると、紀州の青い空と海が目の前に広がる。
この峠で空の色ががらりと変わるのだ。
こっちの青は明るい。気分爽快。

峠を下り、おやじさま情報により、
臨海公園休憩所裏の東屋へ。巨大で快適。


12/26 (日) 

紀伊長島町→尾鷲市 晴/曇り 24km+車3km

紀伊長島からは、トンネルと入り江の集落が交互に続く。
車道トンネルとは別に歩行者専用のトンネルがあるのが
うれしい。青い海の入り江と漁村とみかん畑。楽しい道だ。

海山町でいったん山間部に入ると、道は単調。
距離を稼いで、道の駅海山へ。

もう16時だが、熊野古道の馬越峠へ突入。この道には
石畳が残っているのだが、これがとても美しい。
表面が平らに削られていて歩きやすい。しかも距離が長い。
最近まで注目されていなかったのが不思議なくらいである。

暗くなる中、杉林の中の道を進む。空は時雨模様。
17時峠。尾鷲の街灯りがきれいだ。
ヘッドランプの明かりを頼りに下山。
馬越公園でおやじさまに回収される。

おやじさまは現在尾鷲に単身赴任中なので、今日は会社の寮が宿。
ばんめしは焼肉を食いにいく。ごち。血を補充。
寮に行き風呂と洗濯。

年賀状に着手するも眠くてほとんど進まず。


12/27 (月)

 尾鷲市→御浜町 晴 13km+車32km

10時、熊野へみかんを買いに行くおやじさまの軽トラで出発。
尾鷲熊野間には矢の川峠が控える。ここは2kmトンネル2本、
長い峠道は歩道路肩一切なし、車は爆走と、
徒ほほには最悪な道なのであっさりワープ。

熊野ではめはり寿司めはりやへ。寿司と言っても高菜の
しょうゆ漬けをごはんに巻いたもので、形はモスラの卵。
大きいので食べる時目を見張るようになるから
この名があるとか。お気に入りなので4個入を3パックも購入。にこ。

獅子岩横の喫茶店で昼飯にカレーを食い、
おやじさまと別れて出発。青い青い海と空。ああ、これぞ紀州。
気持ちいい天気なので、海岸沿いの堤防上を歩く。

のんびり進んで御浜町へ。神島で奥野先生から
紹介された山本小鉄先生を訪ねて紀南病院へ。
「歩いてんのかー。そりゃすごいわ。今日宿直やけど何とかなったら
メシ食いに行こう」。いったん浜に戻り設営。

20時に小鉄先生と合流。同僚の泉先生、藤本先生とともに
熊野の飲み屋へGO!先生言うても、
小鉄先生が一番上で30歳なのでみんな若い。魚をつついて一杯やる。
運よくクエ(魚)の鍋にもありつける。
白身なのに脂がのっていて美味。のむのむくうくう。

続いて近くのスナックへ。カラオケは旅人な歌と
演歌のオンパレード。ここでもみんなガンガン飲む。うい〜。
小鉄先生、小鉄の名前がはまりすぎの熱い人だ。
泉先生以外の3人はぐでんぐでんで使用不能だ。
浜に設営していたテントを片付け、藤本先生の家に
お世話になる。もちろん即撃沈。うひ〜。


12/28 (火) 

御浜町→紀宝町 晴 4km

う〜ん、2日酔ひ。8時起き。藤本先生は出勤だが、
「ゆっくりしてっていいよ」、の言葉に甘え二度寝。
11時ようやく起動。たいへんお世話になりました>御三方。

外は今日も上天気。浜に出ると気持ちいい。昼寝。う〜ん、のんびり。
そばに郵便局があるので、ベンチとテーブルの
ある園地で年賀状書き。フル自筆にこだわっているので時間がかかる。
20枚/3h。途中で世話になった人への
礼状でもあるから、がむばって書かないと。

16時、道の駅紀宝へ向け出発。1時間で着く。
裏の公園に設営してメシ。実家で用意したニンニクの
味噌漬けはイケる。梅干ニンニクパワーだ。さっさと就寝。


三重県データ(暫定か?)
所要日数:8日(12/6〜7,24〜29)
通過市町村:4市9町2村
(鳥羽,伊勢,二見,関,大台,大宮,紀勢,大内山,
紀伊長島,海山,尾鷲,熊野,御浜,紀宝,鵜殿)
距離:約100km
温泉:1湯(鈴鹿さつき)
歩行国道:追加なし(通算74本)

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