ども。GALIYAです。実家停滞 1/16(日)〜2/1(火)分は
戯言っぽいので別ページにしました。こちらです。


たにぐうです。悪夢の紀伊山地から徒ほほ再開。
さっさと脱出しよ。

2/2 (水) 

三重県関町→和歌山県龍神村 晴 車+6km

おやじさまの車で和歌山県龍神村へ。
せっかくなので龍神温泉へ。元湯は建物が新しくなっていた。
古い方、好きだったんだけどな。

村役場の先まで戻り。おやじさまと別れて歩きだす。
よき日和だが日陰は寒い。道の駅龍游までは2時間ほど。
軽いアップだ。屋根付きの大きな休憩所があり、
ここでメシ。19時、暗くなった所で設営。さっさと寝る。

2/3 (木)

 龍神村→金屋町 晴|曇り 31km

6時起き。テントが結露してるので、干して乾かそうとしたら
水滴が凍り付く。どうやら気温は氷点下らしい。

8時にようやく日照。さすが山中だ。今日の道は川沿いに
うねうねと進む。風邪のせいで喉がむずがゆい。しぶとい風邪や。

美山村に入り、無人販売でみかん購入。ダムを過ぎると
民家が出てくる。なんか安心。午後になるとさすがにしんどい。
休んでたツケやなあ。でもねこぐるまの事を
考えたらこっちのがはるかにマシ。

白馬トンネルへの急な坂を登り、
2km近いトンネルを抜けると道の駅。

18時。集会所の玄関先にテント張ってメシ。
肩こり&体じゅうバキバキ。じき、慣れるやろ。


2/4 (金)

 金屋町→和歌山市 曇り|晴 20km+バス27km

バスの運ちゃんと話しながら撤収。
冬なので、「野宿は寒いやろ?」と声をかけてくる人が多い。
北西の風が谷を吹き上がってくる。めっちゃ寒い。
これは徒ほほでは一番の寒さだぞ。風よけのある所を探しては一服。
靴を代えたばかりで足の裏にマメができて痛い。
うー、あー、と叫びながら前進。風邪が勢力を
盛り返しているらしく、喉が痛い。

13時、金屋の町。今日野宿すんのやだなあ。思案の末、
バスワープして和歌山の健康ランドに泊まることにする。
無理して自爆してもしゃーないからな。

やってきたバスは、今朝道の駅にいたバス。客は僕一人で
運ちゃんとの会話もはずむ。先週は美山村で20cmの積雪だったとか、
山では熊がよくでてるとか。ねこぐるまの時、
林道脇に板で蓋をした缶がたくさん置いてあったのだが、
あれは地蜂の蜜を採っているんだそうな。
で、熊は夕方になると、この蜜を求めて出てくるそうな・・・。
もしかして、あの林道脇で寝たのって、ヤバかったのかあ?

和歌山市、アルペンにてひざのサポーター購入。
昨日から寒くてひざが痛かったのだ。さっさと健康ランドへ。
足いたーい。ゆっくり風呂に浸かってさっさと休む。


2/5 (土) 

和歌山市→徳島県鳴門市大津町 晴 23km+船

天気は一転、暑い。肩よりも足が痛い。筋肉も張ってる。
コインランドリーで洗濯して和歌山港へ。
フェリーに乗り込み、本州を脱出。
昼寝してたら、あっという間に徳島だ。

15時半、四国上陸。広大な未知のエリアの始まりだ。
旅好きなたにぐうも西日本は手薄。四国、九州島、
山陽、山陰とも1度ずつ車で来ただけ。あとは鹿児島のあやしい島々が2回。
なので、全く土地の感覚がない。

さて、どうするか。土地勘もないし、四国に来た実感もまだ湧かん。
とりあえず徳島の街の方へ。そこそこ大きい街だのう。
歩きだすと調子がでてきた。徳島大学、吉野川運動場と
野宿できそうな所もあるが前進。とにかく進みたいのだ。

しかし、日没とともに足いたーい、しんどーい。あうー。
肉体的にここまでつらいのは最初以来だぜよ。
野宿はあきらめ、保険でチェックしていた鳴門市の健康ランドへ。
風呂はええのう。しかし、健康ランドってのは落ち着かん。
寒さをしのげるのはいいんだけど、ゆっくり休めんのう。
人多くてざわざわしててヤだな。

明日からいよいよお遍路だ。本当の四国は明日からだー。


和歌山県データ
所要日数:23日(1999/12/29〜2000/1/16,2/2〜5)
通過市町村:3市10町3村
(新宮,那智勝浦,太地,古座,串本,古座川,大塔,中辺路
,上富田,龍神,美山,金屋,吉備,下津,海南,和歌山)
距離:約230km
温泉:7湯(那智丹敷の湯,ゆりの山,串本,弘法湯,鮎川
,龍神,湯とぴあ)
歩行国道:追加4本(311,371,424,425)(通算78本)

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